口周りとあごのニキビが治らない・・・治す方法は?

口周りのニキビが治らない時どうすれば?

肌荒れだの、ニキビ肌などだの、最初から少し難しい話になってしまったが、ここまでの話で重要なポイントは次の二つだ。

 

@ 口周りのニキビは、にきびの原因が大量に作られることが原因
A 大量のあごや首のにきびの原因は、肌荒れのズレによって作られるそして今、子供にも大人にもニキビが急増している。

 

 

その実態を考えると、年齢を問わず、肌荒れのズレが蔓延していると言わざるをえない。今でこそニキビは現代病を代表する病気の一つになっているものの、40年ほど前まではそれほど騒がれてはいなかった。乾燥肌が急増したのは1960年代半ばからで、日本が工業立国の階段を駆け上がって高度成長期へ突入していった時期に当たる。私たちの生活は豊かになったが、その陰で、健康へのマイナス要因がどんどん膨らんでいることには気がつかなかった。たとぇば、仕事に追いまくられることによるストレス、人間関係の軋礫、生活時間の不規則化、食生活の欧米化による栄養バランスの崩れ、食品添加物の増加、排煙や排気ガスによる大気汚染、環境汚染による有害物質など、健康へのマイナス要因はげればそれこそ切りがない。

 

 

子供たちは、精神的にも肉体的にも弱者だ。大人と同じような生活環境に置かれれば、子供たちにまず影響が出るのは当然である。子供たちは幼稚園や小学校の受験競争が当たり前になり、大きなストレスにいつもさらされるようになった。同時に、いろいろな有害物質、汚染物質を体内にも取り込んだ。そうした状況から子供たちは肌荒れのズレを起こすようになり、大量のにきびの原因を作っていつた。それが、子供にニキビを多発させる原因になったに違いない。ただし、当時、ニキビになる子供は現代ほど多くはなかつたし、「成長すれば乾燥肌は治る」と言われていたように、年齢とともにニキビは消えていた。それに比べ,現代はニキビになる子供の数が圧倒的に増えているうえ、なかなか治らない子供たちが増えている。その大きな理由として、自然治癒力の低下が考えられる。自然治癒力は、身体に異常が生じたとき、いろいろな機能を総動員して正常な状態に回復しようとする働きである。私たち人間の自然治癒力は、肌荒れ系、神経系、ホルモン系の三つの系統のバランスが取れていて正常に働くようになつている。昔であれば、成長に連れて、子供たちの肌荒れのズレは自然治癒力のバランスによって修正され、ニキビも消えていった。しかし、生活環境の激変が、現代の子供たちの自然治癒力全体を弱らせてしまった。それが乾燥肌脱出の難しい子供を急増させてしまったのではないか、と考えられる。これは非常に大きな問題で、乾燥肌の子供を持つご両親は、とくに留意してただきたいポイントである。

 

首や胸元のニキビができやすいのはオイリー肌よりも乾燥肌に多い?

 

現代のニキビの特徴は、子供たちに乾燥肌が増え、しかも治りにくくなっているだけではない。子供の病気と言われていた乾燥肌が、成人にも増えていることだ。成人型乾燥肌の急増も、子供の場合と同じく、肌荒れのズレが原因と考えられる。ニキビの根本的な発症原因が大量のにきびの原因である以上、これ以外に考えられる原因はない。大人に肌荒れのズレを起こさせる原因として、先に挙げたストレス社会の進行、生活時間の不規則化などがあるが、毎日の生活環境の変化も見逃せない。たとえば、昔は、暑さ寒さを簡単に解決してくれる方法は非常に少なかった。しかし、現代はどうだろうか。会社には快適な空調が準備されているし、ほとんどの家庭にエアコンがある。各部屋にエアコンが設置されている家庭も、そう珍しくなくなった。その結果、暑さに汗をかいたり、寒さに耐えなければならないこともまずなくなつてしまつた。食生活にしても、昔はコンビニなどなかつたし、毒性のある化粧品も少なかつた。そうしたコンビニ食、毒性のある化粧品には、必ず食品添加物や保存添加物が入っている。無添加化粧品からの食生活の変化で、私たちの体内には膨大な食品添加物や保存添加物が蓄積されている。生活環境の大変化で言えば、交通手段の発達も生活環境の大変化だろう。交通網が整備されて歩く距離が減り、駅にはエスカレーターが整備され、高層ビルのなかは高速エレベーターが運転されるようになった。ちよつとした買い物や用事でもすぐに車を使うようになり、歩く習慣が大人からどんどん奪われていつた。

 

ニキビケアは生活習慣から始めよう!

こうした生活の変化は、確かに便利なものだ。しかし、そうした利便性に浸かつているうち、自然治癒力はどんどん低下していつた。その自然治癒力の低下が肌荒れにズレを生じさせ、にきびの原因が大量に作られるようになつた。ニキビ肌を大人に増加させ、昔であればニキビを発症しないような年齢にまで乾燥肌を発症させるようになってしまつた。生活の激変の他に、環境の悪化という問題もある。ただ、これは地球規模で取り組まなければならない問題で、個人の力で答えを出すことは非常に難しい。しかし、食生活の改善、不規則な生活習慣の改善、悪い生活習慣の廃上、ストレス解消など、やる気さえあれば明日から、いや今日からでも改善できる。それが肌荒れのズレを修正し、ニキビ肌体質から脱出する第一歩になる。

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